いつから使うべき?年齢ごとの入れ歯を紹介

 

年齢ごとの入れ歯を紹介!年齢ごとの入れ歯の理由とは

 欠損した歯を補う方法の1つに「入れ歯」があります。大きく分けて「部分入れ歯(部分床義歯)」と「総入れ歯(全部床義歯)」の2種類です。ただし若いうちから使うのは見た目が気になります。いつから使うべきなのでしょうか。

■入れ歯の使用が多くなる年齢

 

厚生労働省では5~6年ごとに「歯科疾患実態調査」を実施し、年齢別の歯の状況や治療の経験などを公表しています。直近の調査は平成28年度です。
これによると部分入れ歯の装着率は35~39歳で1.6%と初めて登場し、以降しばらくは1%台が続きますが50~54歳で6.3%と急に増加します。次の55~59歳で10.6%と10%を超え、65~69歳では31.0%と約3人に1人が部分入れ歯を装着している計算になります。
一方、総入れ歯装着者で最も若いのは50~54歳で0.9%です。70~74歳で14.7%と10%台を超え、85歳以上になると46.3%と半分近くが総入れ歯になります。

もっとも、前回(平成23年度)の調査に比べると部分入れ歯は10歳、総入れ歯は5歳遅くなり、装着率も多くの年齢で減少するなど改善傾向にあります。これは80歳までに20本の歯を残す「8020運動」による影響が大きいようです。実際に平成28年度は80歳の51.2%が20本以上の歯を残していました。
それでも過去の統計を見る限り、口腔管理が徹底していなければ20代から部分入れ歯に、40代から総入れ歯になる可能性は十分に有り得るでしょう。

高齢になるほど入れ歯が多くなるのは「歯周病」が大きく影響していますが、若くして入れ歯が必要になるのは、ほとんどが虫歯によるものです。特に思春期の頃から多くの虫歯があり、治療せずに放置していると手の施しようがなくなって部分入れ歯や総入れ歯にせざるを得なくなります。
年齢を問わず、入れ歯があると老けているように見られるため装着を嫌がる人は数多くいます。けれども歯が1本欠損するだけでも噛む力が衰えて胃に負担をかけたり、周囲の歯にダメージが広がったり、顔や体のバランスが崩れたりするなど良いことはありません。たとえ若くても必要であれば入れ歯を装着するのが望ましいでしょう。

 

■入れ歯の使用を決めるとき

 

 一般的に歯が1本欠損しただけでは入れ歯になりません。また、2本以上欠損しても部位によっては入れ歯になるのを防げます。いずれも「ブリッジ」という方法で歯を補えるからです。ブリッジとは欠損した歯の左右にある歯を削り、そこに3本以上連続した義歯を被せて固定する方法です。
けれども最も奥にある歯が欠損すると、片側にしか歯が残っていないためブリッジができません。

1本欠損しただけなら噛み合わせによる圧力を残った奥歯で分散できますが、2本以上になると耐えられなくなり、前歯に向かって次々と崩壊します。そのため奥歯が2本以上連続して欠損した時に、初めて入れ歯の装着を決めるケースが多いようです。入れ歯にかかる費用は健康保険を適用した場合、3割負担で部分入れ歯は5,000円くらいから、総入れ歯は10,000円くらいからです。20,000円を超えることはほとんどありません。早ければ2~3日ほどで完成します。

確かに入れ歯を装着したところで、噛む力が完全に回復するわけではありません。日頃の手入れや定期的なメンテナンス、歯科クリニックの受診も必要です。それでも周囲の歯にかかる負担は軽減し、口全体の機能低下も免れます。
健康保険を適用せずに自由診療で入れ歯を作れば、費用はかかりますが見た目が自然で違和感がなく機能性にも優れています。例えば部分入れ歯のフック(クラスプ)を金属からプラスチックに変えた「スマイルデンチャー」などです。

入れ歯にするなら同じ歯科クリニックでも、入れ歯専門のクリニックを受診した方が良いでしょう。入れ歯の治療は医師の技術や経験に左右されます。専門ならば治療の実績が多いので歯並びや噛み合わせに適した入れ歯を作りやすく、自由診療で作れる入れ歯の選択肢も豊富です。
最近はインターネットを通してクリニックの情報を調べることができます。医師の経歴や肩書では学会の所属状況も確認しておきたいところです。入れ歯なら「日本補綴歯科学会」や「日本義歯ケア学会」などがあります。また患者の口コミも参考になるでしょう。

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■入れ歯のメリット

 

入れ歯以外にも、欠損した歯を補う方法として近年人気を集めているのが「インプラント」です。歯が欠損したところに人工の歯根を埋め込み、その上に歯冠を被せます。定期的なメンテナンスは必要ですが日々の手入れは不要で、噛む力も本物の歯とほとんど変わりません。見た目も自然です。ただし入れ歯にも多くのメリットがあります。例えば費用です。インプラントは健康保険が適用できず、1本あたり30万円以上かかります。

CTスキャンなどの検査代も含めると50万円を超える場合があります。対する入れ歯は健康保険を適用すれば総入れ歯でも2万円以下です。後々隣接する歯が欠損した時も入れ歯は作り変えるだけで済みますが、インプラントは新たに埋め込まなければいけません。

また入れ歯は装着するだけです。インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込むための穴を空ける外科手術が必要になります。手術自体は2時間程度で終わりますが、埋め込んだ歯根が骨に定着するまでは2~6ヶ月くらいかかります。入れ歯ならすぐに欠損した歯を補えるので歯並びや噛み合わせが変わるのを防げます。
さらにインプラントは骨粗しょう症のように骨が脆いと人工の歯根を固定できないので手術できません。感染症のリスクもあるため心疾患や糖尿病の人は断られる場合があります。成長期は噛み合わせが変わる可能性があるため、基本的に20歳以降が対象です。その点、入れ歯は既往症や年齢による制限はありません。

たとえインプラントを希望するとしても、まずは入れ歯の治療をしてから検討した方が良いでしょう。入れ歯からインプラントに変えるのはいくらでも可能ですが、その逆は難しいからです。

■まとめ

 

厚生労働省の調査によると部分入れ歯は30代、総入れ歯は50代から装着率が増加します。それより若くても必要があれば入れ歯を適用するのが望ましいでしょう。歯の欠損が拡大するのを防ぎ、健康維持に役立つからです。健康保険を適用すれば1万円前後で装着できます。 近年人気があるインプラントと比べても費用の安さや装着できるまでの速さ、誰でも治療できる点が優れています。まずは入れ歯専門のクリニックを受診し、相談してみましょう。  

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