入れ歯の寿命・耐久性は?

せっかく作った入れ歯は、できるだけ長持ちさせたいものです。特に保険の適用外で作った入れ歯は10万円台から最高で200万円近くするので、価格に見合った耐久性が欲しいところです。

では実際のところ入れ歯の寿命はどれくらいなのでしょうか。また寿命を延ばすにはどのようなことができるのでしょうか。作り替え時も気になるところです。部分入れ歯と総入れ歯、それぞれについて紹介します。

入れ歯の寿命は5年?

多くの歯科医の見解としては、5年が入れ歯を作った時のまま使える目安となっています。これは部分入れ歯でも総入れ歯でも同じです。実際に半分近くの入れ歯が5年を目処に寿命を迎えます。これは10年経ってもブリッジが7割、インプラントが9割以上長持ちしているのに比べて短く感じるでしょう。

もちろん、これは保険適用で作れるレジンを素材にした入れ歯の寿命であり、保険適用外の入れ歯であれば素材や製法によって長持ちしたり、逆に早く使えなくなったりします。

例えばスマイルデンチャー(金具のない入れ歯)やシリコンのような柔らかい素材は後者の傾向があります。レジンは日常の使用で加わる熱によって劣化しやすいので5年が寿命と言われています。逆に金属製の素材は寿命が長い反面、壊れてしまうと修理できない脆さがあります。

たとえ入れ歯が長持ちしても既に合っていない可能性があります。特に総入れ歯はすべての歯がすり減って噛むのに不自由したり、歯茎との間に隙間ができてグラグラしたりするかもしれません。そうなると噛み合わせが悪くなって顎の骨が痩せてしまいます。見た目は問題なくても歯科医で診てもらった方が良いでしょう。

部分入れ歯であれば、クラスプ(歯に固定するための留め具)で引っかける歯に問題がなければ、そのまま使い続けられます。たとえクラスプが折れても、落として入れ歯自体が割れたとしても部品の交換や補強などで修理できます。丁寧に扱えば20~30年の寿命も夢ではありません。

一方、総入れ歯は歯肉の部分にレジンを継ぎ足すなどして歯茎との間にできた隙間を埋め、再びフィットさせられます。ただしすり減った歯は交換しなければいけないので、土台の素材によって修理ではなく新たに作り替える可能性があります。もっとも保険適用であれば片方1~2万円、両方でも2~4万円で作れるでしょう。

どうすれば寿命を伸ばせる?

入れ歯の寿命を延ばすには日ごろの正しい手入れが何よりも大事です。間違ってしまうと寿命よりも早く劣化します。例えば洗う時の水は常温が鉄則です。60℃以上になると変形する恐れがあります。

入れ歯は洗浄液に浸けるだけでなくブラシで磨くことも必要ですが、歯磨き粉は研磨剤が入っているので入れ歯を傷つけてしまいます。ブラシも入れ歯専用のものを使わなければいけません。また洗浄液も入れ歯の種類によって最適なタイプが異なります。合わない洗浄液を使うとやはり入れ歯を傷めてしまったり変色したりするかもしれません。

何よりも大切なのが「乾燥の防止」です。入れ歯は乾燥するとひび割れてしまいます。洗浄は一気に済ませて乾く間が無いように気をつけます。夜に外した後は必ず洗浄液か清潔な水に浸けて保管しましょう。ただし歯科医から装着したまま寝るよう指示されている場合はそれに従います。普段から炭酸やアルコールを控えるなどドライマウスにも気をつけた方が良さそうです。口の中専用の保湿ジェルもあります。

普段の手入れに加えて定期的に歯科医で洗浄してもらいましょう。専門の衛生士が丁寧に洗浄してくれるだけでなく、超音波の洗浄機を使って目に見えない細かな汚れまで落としてくれます。また不具合があればその都度調節してくれるので、入れ歯が合わずに不愉快な思いをし続ける心配もありません。その結果、入れ歯が長持ちします。

口の中は日々変化し続けるものです。特に総入れ歯はそれ自体に問題が無くても歯茎と合わなくなる可能性があります。合っていない総入れ歯は噛み合わせがおかしくなり、異物も侵入しやすくなるため、それだけ傷つきやすくもなります。定期的な洗浄と調節にはこうした劣化を防ぐ役割もあるのです。

さらに部分入れ歯はクラスプを引っかけている自分の歯がダメになると、入れ歯自体も使えなくなってしまいます。クラスプの部分には歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病の原因にもなります。クラスプを安定させるために少し削っている場合はなおさらです。だからこそ入れ歯の洗浄だけでなく普段の歯磨きも丁寧に行いましょう。虫歯や歯周病を防ぐには正しい磨き方があります。歯科医でも指導してくれるはずです。

入れ歯の作り替え時は?

部分入れ歯にしても総入れ歯にしても明らかに作り替えとなるのは破損した時です。もちろん前述のとおり修理は可能ですが、以前よりも強度が落ちているため再度壊れるのも早いでしょう。それなら入れ歯がまだ使えるうちに新しく作り替えた方が無難です。入れ歯を作るには2~5週間かかります。

  • 部分入れ歯の場合

クランプをかける歯が抜けてしまったら作り替え時と思って良いでしょう。もちろん歯を継ぎ足して新たに金具を付けることも不可能ではありませんが、自分の歯にフィットさせる部分入れ歯にするには、あまり望ましい方法ではありません。特に歯が抜けたところの歯茎が回復すると土台の部分が合わなくなります。

離れた場所の歯が抜けた時も1つの部分入れ歯で済ませるために、新たに作り直す場合があります。また柔らかい素材を使った部分入れ歯は、緩みなどがあって修理しても思ったような改善効果が見られにくいため、作り替えになる可能性が高いでしょう。

  • 総入れ歯の場合

装着していて不具合や痛みを感じるようであれば、我慢せず速やかに歯科医を受診します。そして原因に応じて土台を改修したり、歯を交換したりします。基本的に土台が劣化していなければそのまま使い続けますが、ひび割れがあったり臭いが取れなかったりするなど明らかな劣化の兆しがうかがえるようだと作り替えになります。その点では、保険適用外になりますがこのような劣化をしづらい金属製の土台の方が有利です。

ただし部分入れ歯と比べて、総入れ歯は修理に出すと日常生活に支障が出ます。多くの修理は歯科医内で1時間以内に終わりますが、すり減った歯をすべて交換するとなれば数日ほどかかる点は注意が必要です。あえて修理に出さず、使い続けている間に作り替えた方が良い場合もあります。

入れ歯・インプラントの
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すまいる歯科
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